歴史

初代 仲野清次郎の歩み

初代・仲野清次郎は、今はなき熊正宗醸造元・仲野清五郎の次男として安政五年に誕生しました。

醤油屋になれとの親の勧めで、一度は醬油製造を始めました。しかし、流れる近江商人の血が、親・兄弟との競合の道を選ばせたのか、白梅醸造元として酒造業を興しました。

初代杜氏・富樫堅吾を醸造試験場で学ばせ、二代目清次郎には醸造試験場に加えて、灘の大関酒造で研修をさせるなど、蔵人の育成に力を入れたそうです。

こうして創世記であるこの時期から出羽桜の「品質志向」は根付いていったのです。

白梅と出羽桜

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