お知らせ

2018/08/01出羽桜研修生 祝!卒業!

出羽桜で研修をされていた、永井悠介さん(3年間)、元坂彰太さん(2年間)の2名が、この春に研修期間を終えて、卒業されました!本当にお疲れさまでした!お二人に、研修期間を振り返ってもらいました!ご実家に帰られての益々のご活躍を、出羽桜社員一同願っています!!またぜひ、出羽桜に元気な顔を見せに来てくださいね!!

永井悠介さん(「利根錦」醸造元 株式会社永井本家)

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東京農業大学短期大学部醸造学科を卒業し、20歳から出羽桜酒造で研修させていただき、早くも3年間が経ちました。歴代の研修生は2年間の研修がほとんどでしたが、自分は丸3年の研修ということで先輩方よりも濃い研修内容になったのではないかと思います。

製品課での瓶詰めや箱詰め、瓶燗殺菌から始まり、本社工場で1年目の酒造り、山形県工業技術センターでORT研修、山形工場で2年目、3年目の酒造りを研修させていただきました。全ての場所が自分を成長させてくれました。麹づくりや醪の温度管理、酒造りの技術はもちろんですが、研修をしているうえで一番学べたのは「人」だと思っています。色々な場所で色々な人に出会うことができ、繋がり、学ぶことができました。出羽桜の社員、蔵人、センターの先生方、山形県の他の酒蔵の方々、出羽桜研修生OBなど数えきれないほどの出会いがあり、数えきれないほどの考え方、意見、アドバイスなどを聞けることができました。これから実家に帰るうえで出羽桜酒造での研修はかけがえのない財産になると思います。

未熟者でご迷惑をおかけしましたが、3年間見守っていただきありがとうございました。永井が帰って実家、群馬が変わったと思っていただけるようにこれからは自分で道を切り開き努力して参ります。

株式会社永井本家

元坂彰太さん(「酒屋八兵衛」醸造元 元坂酒造株式会社)

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2016年6月から二年間出羽桜酒造にて研修をさせていただきました。三重県から東北の山形に来て、最初は方言が違うことや、冬の積雪など慣れないことに戸惑いましたが、社長や社員の皆さん研修生の先輩などから様々なことを教えていただき、次第に慣れていきました。

最初の1年は主に瓶詰めラインでの研修でした。瓶詰め作業は実家で手伝うことがあったので経験はしていましたが、出羽桜酒造での瓶詰めはシステムが効率化されていたり、品質管理も徹底していたりと、学ぶことがたくさんありました。また、研修中に新設のラインに変わったことで、最新鋭の設備での作業も経験することができ、大変勉強になりました。

2年目の山形県の工業技術センターでの研修では、センターの先生方にご指導いただき、自分の研究したいテーマで日本酒の小仕込み試験をさせていただきました。山形の県全体で日本酒を研究し発展させようとする姿勢に触れることができ、大変勉強になりました。

山形蔵では、洗米や麹造り、醪管理、吟醸造りまで、酒造りの基礎から細かいところまで、勉強させていただきました。また、集団生活での他人を思いやる大切さや、酒造りでのチームワークの重要性、和醸良酒という考え、なども教えていただきました。

約2年間の研修期間はあっという間に過ぎていきましたが、その間に学んだことはとても濃く、大変有意義な2年間を過ごすことができました。山形でできた縁を大切にし、学んだことを実家で生かせれるように、三重の地でこれからも初心を忘れず精進していきたいと思います。最後に出羽桜酒造のみなさん、本当にありがとうございました。

元坂酒造株式会社

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