日本画と文士の書展
日本画と文士の書展
2019年12月26日(木)~2020年3月15日(日)
今展は館所蔵品の中から「日本画」と「文人の書」を紹介する展覧会です。再興美術院で大きな役割を担ってきた下村観山や安田靫彦の絵画や、大正ロマンの竹久夢二、山形にゆかりのある小松均等の作品を展示します。また、天童市指定有形文化財・歌川広重の肉筆画と山形県指定有形文化財・墨画達磨図も出展します。
「文士の書」では、近代日本文学において俳句、短歌、小説など著名な作品を残した文芸家与謝野晶子、高村光太郎、斎藤茂吉等の書を紹介します。
本展のもう一つの見どころとして、世界的に有名な葛飾北斎の絵手本『北斎漫画』を展示します。山水、人物、動植物、故事など森羅万象を描き尽くした、絵画の百科事典と言われた江戸時代の大ベストセラーです。当館の新収蔵品『北斎漫画』を見開きで展示しますので、どうぞお楽しみください。
竹久夢二「銀のナイフ」