お知らせ

2022/05/19祝!ご卒業!「喜多屋」醸造元 株式会社喜多屋 木下理紗子さん

 出羽桜初の女性の研修生「喜多屋」醸造元・株式会社喜多屋の木下理紗子さんが、この度、2年間の研修を終え、卒業されました!これまでを振り返っていただきましたので、ぜひご一読ください!
 福岡に戻られても、出羽桜で得たものを活かしていただいて、ともに日本酒業界で頑張っていきましょう!!おめでとうございます!!


news-20220519.jpeg


<研修を終えて>

 2020年9月から2022年4月まで、長いようであっという間の研修期間でした。 酒造りの基礎はもちろん、出羽桜における醪経過の考え方など、さすがに企業秘密かな?と思うようなことまで包み隠さず教えていただきました。また、手作業にこだわった酒造りを経験したことで、ひとつひとつの作業の意味を理解し、自社では機械化されている工程のどの部分が重要なポイントであるかを知ることができました。これほど恵まれた学びの環境はなかったと、終わった今、改めて感じています。


 酒造りのオフシーズンには、製品課にて瓶詰め作業を経験させていただきました。如何に手早く効率良く、しかし丁寧に仕事を行えるかを全員が考えており、その根底には、商品の最終段階を作っているのだ、これがお客様の手に渡るのだというプロ意識があると感じました。


 また、2年目の夏には山形県工業技術センターにて研究活動をさせていただきましたが、この間に県内の蔵元様や蔵人様が何度も来所されたため、ご挨拶させていただくことができました。山形県の酒蔵はメーカーどうしだけでなく、工業技術センターや県の酒造組合などの「学」「官」との結びつきが非常に強いことを知りました。


 そしてこの研修は、大学を卒業したばかりだった私にとって、初めての社会人経験でもありました。 出羽桜の皆様は世間知らずの私に対して、基本的に優しく、時に厳しく、何よりフランクに接してくださり、各人の持つ価値観や正義、仕事に対する考え方を話して聞かせてくださいました。それを通して現在の自分を見つめ直し、未来の自分のありたい姿を思い描けたことは、何よりも得がたい経験であったと思います。


 これから山形で学んだことを、まずは自社を盛り立てるために活かしていきたいと思います。そして、日本酒業界全体のさらなる発展のために何ができるかを常に考え、いつの日か僅かでもプラスの影響を残せたら、それが出羽桜に対して私ができるせめてもの恩返しになるのではないかと思っています。初心と向上心を忘れず、より一層の努力を重ねて参ります。


 最後に、仲野益美社長を始め出羽桜酒造の皆様、山形県工業技術センターの先生方、この2年間でお世話になった全ての皆様に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

株式会社喜多屋 木下 理紗子


喜多屋ホームページ

ページトップへ