お知らせ

2024/07/09研修生ご卒業! The北海道フォーム㈱ 栃木奈津子さん

 出羽桜に研修に来られていた北海道の「The北海道ファーム株式会社」の栃木奈津子さんが、約半年間の研修を終え、卒業されました!更新が遅くなってしまいましたが、栃木さんから届いた卒業文、皆様ぜひご一読ください!
 これからもこの繋がりを大事にし、ともに日本酒業界で頑張っていきましょう!


栃木 奈津子さん
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<研修を終えて>
 

  昨年秋より、研修生として山形蔵にて修行をさせて頂きました。また、本社蔵、製品課、天空蔵までも短期間経験をさせて頂きました。新入社員ではない為、極端に表現すれば、手間暇かけて教えたところで、すぐいなくなる存在、筋力も身長もギャップがあり、更には全くの未経験者で、即戦力にもなれないと言っても過言ではなく、長年の研修生の受け入れに慣れていらっしゃることとは言え、未経験者を受け入れ、共に作業させることは容易なことではなかったと、一冬経験させて頂いた今、強く実感しております。

 昭和より続けられてきた研修生の受け入れは、自社だけではなく、日本酒業界のことまでも考える、今日まで続いてきた出羽桜酒造様のビジョンや企業風土、誠実で真面目で優しい社員の皆様の姿勢を強く表していると感じております。
 

  秋から春まで続く、ただでさえ大変なお仕事の日々の中で、覚えも動きも悪く、面倒な存在だったのにも関わらず、最後まで本当にたくさんのご指導を頂きました。快くたくさんのことを教えて下さいました。学びがなかったなんて言う日は、一日もありませんでした。
 

  特に、日本酒造りは一人ではできないこと、こんなにもチームプレイの職場だと想像できておらず、周りの方と息を合わせる、周りをよく見る、自分が今すべきことを考えて動く、ということが私にとって一番の修行になりました。「傍を楽にする→働く」「早く行きたいなら一人で行け、遠くに行きたいならみんなで行け」「One for all all for one」 等今まで生きてきて何気ない言葉が本当に大切なことだったんだと感じました。
 

  また、きめ細やかな丁寧な仕事、細部への気づきや判断も身に付けなくてはいけないと感じました。これは仕事中だけではなく、日頃からの生活からできていないと自然に出てこないものだと感じました。自分本位ではなく、人と仕事をしているということ、だらしなさやおおざっぱ、適当等は、習慣に出てしまうことを留意し、これから生活していきます。「周りを見なさい」「蔵を汚さない」等、頂いたたくさんのお言葉は、私の中に残り、今度自分の蔵で仕事をしていても聞こえ続けることと思います。
 

 そして、恩返しはこれからだというお言葉を最後に頂きました。今後大変なこと、辛いことがあっても「出羽桜酒造様であんなにお世話になったんだからくじけちゃだめだ、出羽桜酒造の皆様も今頃お酒造りをしてるんだ」と頭によぎり、きっと良い意味でのプレッシャーとなり、出羽桜研修生OBとしてのプライドを持って、前を向いて進んで行けると思っております。
 

 未知の世界から一歩踏み出し、毎日毎日お米に触れ、水に触れ、布に触れ、重いものを運び、掃除をし、皆で力を合わせ、たくさんの道具、たくさんの工程を経て目に見えない菌の力を使ってお酒ができあがることを初めて経験させて頂き、今はお酒造りの世界の入学式が終わったくらいかなと感じております。これからは、まずは心身を鍛え、自分達でお酒造りをはじめるスタートラインに立てるよう準備、精進を重ねて参ります。
 

 日本酒との初めての出会いが、出羽桜酒造様で本当に良かったと思っております。約半年間誠にお世話になりました。心より厚く御礼申し上げます。お酒造りの後輩として、先輩方の背中を追いかけて参ります。これからも何卒よろしくお願い申し上げます。


The北海道ファーム株式会社  栃木 奈津子

The北海道ファーム株式会社ホームページ

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