開催中の展示
高麗青磁と李朝白磁
12月12日(金)~2026年3月22日(日)
朝鮮半島の陶磁器の象徴的存在である高麗時代の青磁と李朝時代の白磁の展覧会を開催いたします。
高麗時代(918-1392)の初め頃、中国の青磁の技術を受入れ、美しい「翡色青磁」を焼造し高い評価を受けました。陰刻や陽刻の文様を施したものや、独自の象嵌技術によって緻密な文様を加飾した「青磁象嵌」は仏教文化の中で主流をなしました。やがて高麗の国力の疲弊により衰退すると高麗陶磁の手法が次の李朝時代(1392-1910)に引き継がれていきます。
華麗な仏教文化から質素倹約を美徳とする儒教文化に移り、白色が重要視され、陶磁は白磁が中心となりました。素文、陰刻、陽刻、透彫などの加飾、さらに染付、鉄砂、辰砂の装飾を加え、色彩豊かな焼き物に展開していきます。
本展では、当館コレクションの中から華麗な高麗青磁と気品ある李朝白磁(今回は白磁のみ)を53点展覧いたします。初公開の作品も展示いたしますので、朝鮮半島で発展した青と白の陶磁器を是非ご覧ください。

